和歌山県串本町・小森組 全国クラウド実践大賞近畿大会最優秀で全国大会へ
2023年10月17日 19時40分
インターネット上でサービスを提供する形態・クラウドを活用した企業の取り組みを競う「全国クラウド実践大賞2023近畿大会」が、きょう(10月17日)、大阪市で開かれ、和歌山県串本町の建設会社、株式会社小森組が最優秀賞を受賞し、全国大会に出場することになりました。
全国クラウド実践大賞は、クラウドを活用して、収益の向上や、業務の効率化、第二創業などを実現した中小企業の事例を広めていこうと、2019年からクラウド実践大賞実行委員会が開いているもので、さまざまな業種の企業が、クラウドサービスを実践した事例を発表し、内容を競います。
大阪市都島区のオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」で開かれた大会には、大阪や京都など近畿から5つの企業が参加し、和歌山県から出場した株式会社小森組は、プレゼンターとして小森脩平(こもり・しゅうへい)専務取締役34歳が登壇しました。
小森さんは「i-Construction(アイ・コンストラクション)」を活用した情報通信技術・ICTでの業務の効率化と生産性の向上について発表し、ドローンによる測量や重機の自動操作などをスライドと動画を使って説明しました。
審査の結果、人材育成に注力している点や発表への熱意を評価された小森組が、最優秀賞を受賞し、近畿地区代表として、全国大会に出場することが決まりました。
最優秀賞を受賞した小森さんは、「何が正解か分からない中で始めたので、こうして賞をもらえて認めてもらえたことが嬉しい。他社の話を聞けたことも新鮮で、勉強になりました」と話していました。
全国クラウド実践大賞2023全国大会は、12月18日、東京で開催されます。