貴志川線を運営する和歌山電鉄は、千葉県のローカル鉄道、銚子電鉄と姉妹鉄道提携を結ぶことになりました。来月（１１月）５日に行われる貴志川線祭りで両社の社長が出席して調印式を行います。

これは、和歌山電鐵で使用している南海電鉄の車両と同じ形式の車両を、銚子電鉄でも来年から使用する予定であることに加え、経営状況が苦しい両社が連携していこうと調印するものです。

調印式は来月５日の午前１１時すぎから貴志川線祭りの会場の一つ伊太祈曽神社境内で行われることになっていて、両社の社長のほか、ねこのニタマ駅長や、よんたま駅長も出席します。

和歌山電鐵と連携することになった銚子電鉄は、千葉県の銚子市に本社がある営業距離６キロ余りのローカル鉄道で、貴志川線と同じように、乗客が少なく経営環境が厳しい状況が続いています。

また銚子電鉄は柔らかいせんべいで人気がある「ぬれせんべい」が人気商品で、貴志川線祭りでも販売される予定です。