プロ野球・阪神タイガースのセ・リーグ制覇を受けた優勝記念グッズの販売がきょう（９月２８日）から和歌山市にある県内で唯一の球団公認グッズショップで始まり、多くの阪神ファンが訪れ、長い列を作りました。

和歌山市七番丁にある「阪神タイガースショップ和歌山モンティグレ店」には、午前１１時の開店を前に、早朝から阪神ファンが長い列を作りました。そして、３０分繰り上げて午前１０時半に開店した時点で、２階にあるショップ前の特設売り場から１階の玄関近くまで３００人以上が列に並びました。

有田川町から妻とともに２時間以上、列に並んだという７０歳代の男性は、「５０年来の阪神ファンで、Ｔシャツやタオルなど記念になるものを買いたくて開店の２時間前から並びました。阪神には、日本一になってほしいし、甲子園にも駆け付けたい」と話していました。

店長の村田弘至（むらた・こうじ）さんは、「一足早く優勝グッズの販売が行われた阪神百貨店のセールで買えなかった人が、最前列に並んでくれていました。優勝が決まってからこれまでの間の店の売り上げは通常の１０倍。これからクライマックスシリーズを経て日本一になれば、また盛り上がると思うので、是非、阪神の応援をお願いします」と話しました。

優勝記念グッズとして販売されているのは、優勝後のビールかけに使用されたＴシャツ・帽子・タオルのほか、クリアファイルや携帯ストラップなどの球団限定アイテムで、なくなり次第、終了となります。