住宅・土地統計調査員 和歌山県紀の川市で調査員証紛失
2023年09月26日 19時27分
国が都道府県や市町村と連携して5年ごとに行っている「住宅・土地統計調査」の調査員が、おととい(24日)紀の川市で身分を証明する調査員証を紛失したことを、きょう(26日)和歌山県が明らかにしました。これまでに、トラブルなどは確認されていませんが、県では、悪用されるおそれが有るとして、県民に注意を呼びかけています。
県・調査統計課によりますと、おととい、20代の男性調査員が紀の川市内で調査書類を配布する準備をしていたときに、調査員証を紛失したことに気づき、翌日、紀の川市を通じて県に報告しました。その後、調査員や紀の川市の職員が、調査員の自宅や、調査を行う地区を探しましたが調査員証は見つからず、岩出警察署に遺失物届を提出しました。
紛失した調査員証の番号は「第472号」で、大きさはタテ7・5センチ、ヨコ10・5センチ、左側に調査員の顔写真が貼り付けられ、和歌山県の岸本周平知事の公印があります。
県では、ただちに紛失した調査員証を無効にし、調査員をかたった犯罪に注意するよう、県民に呼びかけています。
県・調査統計課では「再発防止のため、県内の市町村の統計を担当する部署に今回の一件を情報提供し、調査員証の管理を厳正に行うよう注意する」と話しています。