反射材、おしゃれに身に着け交通安全、有田湯浅署
2023年09月24日 11時44分
夜間に光って交通安全に役立つ、反射材を普及させようと、地元の警察が、女子短大生らと共同でファッションショーを開きました。
秋は日が暮れる時間が早まり、事故が増加する傾向にあることから、有田湯浅警察署が、歩行者に、持ち物に反射材を付けてもらおうと、秋の全国交通安全運動期間中のきのう(23日)、湯浅町で開催したもので、和歌山信愛女子短期大学の学生と署員らが、製作を進めてきました。
ファッションショー「AYHC=有田湯浅反射材コレクション」は、湯浅町栖原(すはら)の地域福祉センターで開かれ、モデル役の小学生から高齢者まで男女12人が、反射材付きのスマートフォンケースを首に下げた学校帰りの高校生や、反射材を貼ったキャリーケースの男性といった設定で登場しました。そして、モデルが、音楽に合わせて、ポーズを取っるなどし、おしゃれに反射材を取り入れられることをアピールすると、歓声が上がっていました。
企画に関わった和歌山信愛女子短期大1年の佐々木亜里沙(ささき・ありさ)さん18歳は、「日常使っているアイテムに取り入れ、普段から使いやすいように工夫した」と話していました。有田湯浅警察署の上畑充史(うえはた・あつし)交通課長は「事故を起こさせない環境をつくることが大事だ」として、夜間には反射材を身に着けるよう呼びかけています。