和歌山県・基準地価の下落率が2年連続で縮小
2023年09月19日 19時43分
土地取引の算定基準となる和歌山県内のことし(2023年)の基準地価が、きょう(19日)公表され、住宅地と工業地は33年連続、商業地は32年連続で下落しましたが、下落率はいずれも縮小しました。
これは、国土交通省が、ことし7月1日現在で県内213か所の地価を調べたものです。
それによりますと、平均変動率は、住宅地はマイナス0・8%で去年より0・3ポイント縮小、商業地はマイナス0・5%で減少幅は0・5ポイント縮小しています。
工業地はマイナス0・2%で去年より0・7ポイントの縮小です。
住宅地では、和歌山市をはじめ、岩出市や田辺市、上富田町、串本町など、交通の便が良い場所や津波のリスクが低い場所で価格が上昇しています。
住宅地の最高値は11年連続で和歌山市吹上4丁目6番10で、価格は、去年より千円アップの1平方メートルあたり19万6千円です。
商業地の最高値は25年連続でミナカタビルの建つ和歌山市友田町5丁目50番で、価格は去年より千円上昇し、1平方メートルあたり44万5千円です。