高野山の徳川家霊台、12日から拝観再開へ
2023年09月10日 14時19分
台風による倒木の影響で、拝観ができなくなっていた、高野町高野山の世界遺産、徳川家霊台(とくがわけれいだい)が、およそ1か月ぶりとなるあさって(12日)から、拝観が再開されます。高野山真言宗・総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)が明らかにしました。
徳川家霊台は、1643年に徳川3代将軍・家光(いえみつ)によって建造された2棟の霊屋(たまや)で、それぞれ初代将軍・家康(いえやす)と2代将軍・秀忠(ひでただ)が祀られています。江戸時代の代表的な霊廟(れいびょう)建築で、国の重要文化財に指定され、世界遺産となっています。
先月(8月)15日の台風7号により、徳川家霊台の敷地内で倒木が発生し、霊屋への被害はありませんでしたが、拝観が中止されていました。拝観再開は、今月12日からです。