三重県熊野市・七里御浜 今夜、熊野大花火大会
2023年08月29日 18時41分
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部となっている三重県熊野市の七里御浜(しちりみはま)で今夜(8月29日)、およそ1万発の花火を打ち上げる「熊野大花火大会」が開かれます。
これは、三重県熊野市と熊野市観光協会が主催するもので、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4年ぶりの開催となります。
住民の初盆供養のため、およそ300年前から打ち上げていた花火が始まりとされ、今月17日に開催される予定でしたが、台風7号などの影響で2度延期になっていました。
この花火大会では、いかだに取り付けた250キロの三尺玉(さんじゃくだま)を爆発させる「海上自爆(かいじょうじばく)」が名物で、花火が直径およそ600メートルに広がります。そして、「鬼ヶ城(おにがじょう)」と呼ばれる岩場から扇状に開く仕掛け花火がフィナーレを飾ります。
「熊野大花火大会」は、今夜7時から三重県熊野市の七里御浜で開かれます。