和歌山県・温室効果ガスを2013年度比で46%削減へ
2023年08月29日 18時50分
和歌山県は、おととし(2021年)設定した、温室効果ガスを2013年度と比べて30%削減する目標をクリアしたとして、さらに削減率を46%にアップする新たな目標を掲げ、県内の企業や家庭などに協力を求めています。
県・環境生活総務課によりますと、県内の温室効果ガスの排出量は、2020年度の実績で2013年度と比べて31%の削減となり、目標をすでに達成していたことがわかりました。
主な要因として、旧・住金、現在の日本製鉄の製鉄所が休止した事や、関西電力で原発がある程度稼働していることなどを挙げています。
これを受け、県では、さらに温室効果ガス削減を進めるため、2013年度比の削減率を46%にアップする新たな目標を掲げ、産業界や自治体、家庭などに省エネ性能の高い設備導入や、次世代自動車の普及、環境保全の推進などでの協力を求めるとともに、森林での間伐と植樹の推進も行う方針です。