和歌山県沖で男性遺体 沈没貨物船乗組員か
2023年08月28日 18時39分
有田市の沖合にある島の海岸で男性の遺体が発見されたと警察がきょう(28日)、明らかにしました。
和歌山県の沖合では貨物船がコンテナ船と衝突して沈没し、2人が行方不明になった事故があり、神戸市の第5管区海上保安本部が関連を調べています。
警察によりますと、男性の遺体は、有田市の沖合にある沖ノ島(おきのしま)の海岸できのう(27日)、発見されました。
きのう午前10時半ごろ、釣り客から「うつぶせの人がいる」と通報があったということです。
和歌山県の沖合では今月24日に、日本船籍の貨物船「いずみ丸」がリベリア船籍のコンテナ船と衝突して転覆し、その後、沈没する事故があり、いずみ丸の乗組員5人のうち船長と1等航海士の男性2人が行方不明になっています。
このほかの3人は、コンテナ船に救助されました。
第5管区海上保安本部は25日にいずみ丸の船内の捜索を行いましたが2人は見つからず、周辺の海域を捜索しています。