和歌山県は、新型コロナウイルス感染者について、指定医療機関からの報告をまとめ、今月（８月）２０日までの１週間に、県内で新たに８７２人が感染したことを明らかにしました。

これは県が、きょう（２５日）発表したもので、前の週に比べて６７人増え、先週まで２週連続で減少していた感染者数は、再び増加に転じました。

１医療機関あたりの平均感染者数は、県全体が１７・８０人で、前の週より増えましたが、６週連続で上回っていた全国平均を０・０４下回りました。

県内の保健所管内別の１医療機関あたりの平均感染者数は、和歌山市が１０・３３人、海南が８２・６７人、岩出が１３・６７人、橋本が２６・３３人、湯浅が１４・５０人、御坊が３１・３３人、田辺が１２・１４人、新宮が６・３３人、串本支所管内は１・５０人となっています。

前の週との比較では、海南、橋本、湯浅の各保健所管内が増加した一方、和歌山市と岩出、御坊、田辺、新宮の保健所管内と串本支所管内が減少しました。

また、この１週間に、新たに入院したのは１５７人で、全数把握から定点把握に切り替わって以降、最多となった前の週を２人下回りました。