【台風7号】和歌山県内 停電など一部で影響も
2023年08月16日 18時55分
きのう(15日)和歌山県南部に上陸し県内を北上した台風7号の影響で県内では、午後6時現在、古座川町などでおよそ600軒の停電が発生しているなど、一部で影響が残っています。
関西電力送配電によりますと、午後6時現在、県内では、古座川町で310軒が停電しているほか、那智勝浦町で140軒、北山村で90軒、新宮市と串本町で30軒ずつの、あわせておよそ600軒で停電しています。
また、関西電力送配電が電力を供給している三重県熊野市と御浜町でもおよそ950軒で停電しています。停電の状況は、スマホアプリ・関西停電情報で確認できます。
また県内の鉄道については、私鉄各線は通常通りの運転をしています。
一方、JRは和歌山線の和歌山・五条間で正午前に運転を再開したほか、紀勢線の紀伊田辺と新宮の間も午後2時前に運転を再開しました。新宮と名古屋方面を結ぶ紀勢線は、きょうも運転を見合わせています。それ以外の県内のJR各線は、平常ダイヤで運行されています。
また、南紀白浜空港の空の便、和歌山と徳島を結ぶ南海フェリーも通常通りの運航です。
県内の道路については、山間部の4か所で土砂崩れなどのため、引き続き、通行が規制されています。
またきのう(15日)臨時休業した白浜町のレジャー施設アドベンチャーワールドは、きょう(16日)、通常営業しています。