「ダイナソーフェスティバル」始まる、27日まで
2023年08月11日 19時07分
ティラノサウルスやトリケラトプスなど、動く恐竜などを間近に見られるイベント「ダイナソーフェスティバル」がきょう(11日)から和歌山市のふじと台ステーションビル「エスタシオン」で始まりました。
これは、和歌山市で自動車の修理工場などを運営する「株式会社オリーバ」のイベント事業を担う「NEXUS(ネクサス)天然」が主催したものです。
会場の1階フロアには、ティラノサウルスやトリケラトプス、アンキロサウルスやパラサウロロフスなど、最大7メートルの恐竜6体が設置されていて、人が近づくと、大声で吠え威嚇するように動くほか、三葉虫やモササウルスの本物の化石の展示や、特殊なゴーグルをつけて目の前に広がる恐竜時代を体験できるコーナーもあります。
また、会場には、複数箇所に、恐竜に関するクイズが出題されていて、会場を回って答えを集めると、景品がもらえるほか、はけを使って化石を掘り出す体験や砂に埋まったアメジストなどの天然石を小瓶に詰めて持ち帰れる宝石探し、恐竜つりや恐竜くじなどの縁日も楽しめます。
和歌山市から訪れた岩橋茉衣(いわはし・まい)さんは、「娘が恐竜や化石のことが好きなので訪れました。会場を一緒に回って恐竜クイズに挑戦しています。このあと、化石発掘体験にもチャレンジしたい」と話し、5歳の玲奈(れいな)さんは、「恐竜が見られて楽しい」と話していました。
また、会場の2階には、迷路が設置されているほか、光る恐竜も展示されています。
訪れた幼い子どもの中には、恐竜の大きな鳴き声に、泣きだしそうになる子もいて、NEXUS天然の東照之(あずま・てるゆき)さんは、「普段から、会社の業務として、キッチンカーをとりまとめてイベントを開く中で、今回、子どもたちの記憶に残るイベントを開こうということで、恐竜をテーマにしました。泣き出しそうな子もいましたが、子どもたちが皆、恐竜を好きなことがよくわかりました。これからも、子どもが笑顔になるイベントを開いていきたい」と話しました。
「ダイナソーフェスティバル」は、今月27日まで和歌山市の南海・和歌山大学駅前のふじと台ステーションビル「エスタシオン」で毎日午前10時から午後6時まで開かれています。
入場料は、大人1700円、小・中学生が1000円で、未就学児は無料となっています。