ゴルフ場でプレー中に急に心疾患を起こしたり意識を失うなどした場合にいち早く対応しようときょう（３日）、紀美野町のゴルフ場で従業員を対象にした救命救急講習会が開かれました。

これは紀美野町にある国木原ゴルフ倶楽部が開いたもので、新型コロナウイルス感染症が拡大していたため数年ぶりに開きました。

きょう（３日）は初めて講習会に参加する８人を含め２０人以上の従業員が参加して行われました。講習会では地元の消防署の救急救命隊員が人形を使って胸骨圧迫や肺への気道の確保の方法、ＡＥＤの使い方など心肺蘇生法を説明しました。そして従業員一人一人が学んだことを実際に行い、いざという時に行動できるよう取り組みました。初めて参加した人は「気道の確保が難しかった」と話していました。また、どの程度の強さとスピードで胸骨圧迫をすればよいかなどについて救急隊員に質問して理解を深めていました。