建設機械のレンタルやソーラーパネル事業などを手掛ける、新宮市の株式会社キナンが、きょう（２日）和歌山市に観光事業用の乗用車１台を寄贈し、尾花()正啓()市長から感謝状が贈呈されました。

贈呈されたのは、日産キャラバン１台で、きょう午後、和歌山市役所を訪れたキナンの角口賀敏()(かどぐち・よしとし)会長から、尾花市長にレプリカキーが手渡されました。

キナンでは、去年（２０２２年）の創業５０周年を記念して、地元の紀南地方を中心に企業版ふるさと納税を活用して車両や寄付金を贈呈していますが、和歌山市にも、サイクリンクなどの観光事業の促進に役立ててもらおうと、日産キャラバン１台を寄贈しました。

尾花市長は「観光事業の中で、資機材の運搬や、サイクリングイベントでの自転車の搬送などに役立てたい」とお礼を述べました。

角口会長は「キナンが中心となって開催している国際的な自転車レース『ツール・ド・熊野』など、自転車の地球環境保全への貢献を発信する一環として、この車両を、サイクリングなど和歌山市の観光事業の発展に役立てて欲しい」とあいさつしました。

このあと、尾花市長と角口会長は、和歌山市役所前の城前広場に移動し、寄贈された車両を前に記念撮影しました。