和県南部で南高梅の天日干し 熱中症予防にも
2023年07月25日 18時51分
全国屈指の梅の産地、和歌山県南部(なんぶ)の田辺市やみなべ町で今年(2023年)収穫され、塩漬けにされていた「南高梅」の天日干しが、きょう(7月25日)、本格化しました。
農家の梅干し場では、たくさんの梅を載せた板がずらりと並べられ、夏の風景を彩っています。
梅雨明けを待って天日干しされる梅は、満遍なく日が当たるように時折ひっくり返され、黄色っぽい実が3~4日すると赤みがかり、表面に潮が吹きだして仕上がります。そして地元の農協に出荷され、主に梅干しとなります。
田辺市の農家、小山勝也(こやま・かつや)さん41歳は、「収穫前に雨が多かったので、実が大きくおいしくできた。熱中症予防にもなるので、多くの人に食べてほしい」と話しました。