「粉河祭」７月２９・３０日に４年ぶり開催へ
2023年07月25日 18時39分
紀州三大祭のひとつで紀の川市粉河で開かれる「粉河祭」が、今月（７月）２９日と３０日、４年ぶりに開催されることになり、多くの見物客の賑わいが見込まれています。
粉河祭は、和歌山市の「和歌祭」と田辺市の「田辺祭」に並ぶ紀州三大祭のひとつで、毎年７月に行われる粉河寺の鎮守・粉河産土神社の祭礼です。だんじりや、武者・稚児による行列が、粉河寺の参道「とんまか通り」を練り歩くことで知られています。
ことし（２０２３年）は、粉河寺を創建した大伴孔子古の子・船主が、奥州征伐で賊徒を退治して凱旋した姿を伝える「渡御式」が３０日の本祭で行われるほか「子どもだんじり」や「餅投げ」なども行われます。
また、宵祭りの２９日の夜には、きらびやかに飾られただんじりが、とんまか通りを勇壮に練り歩きます。
新型コロナの影響で中止が続いていましたが、ことし、４年ぶりに開催されることから、地元・粉河では久しぶりにわくわく感溢れる夏を迎えています。
県指定無形文化財でもあることしの粉河祭は、今月２９日・土曜日のよる７時から１１時まで宵祭、３０日・日曜日の午後２時から７時まで本祭がそれぞれ行われる予定で、詳しいことは、紀の川市のウェブサイトに掲載されています。
