相撲の元アマチュア横綱で、大学ではアメリカンフットボールとの二刀流に挑む、県立和歌山商業高校出身で日本(にっぽん)体育大学の花田(はなだ・)秀(ひで)虎(とら)選手２１歳が、ＮＦＬ・アメリカプロフットボール入りを目指して、コロラド州大学に進学することが決まりました。

花田選手は、去年（２０２２年）アメフト未経験ながらＸリーグの合同トライアウトに参加したほか、ことし（２０２３年）１月には、試合出場はなりませんでしたが、アメリカのアイビー・リーグとの親善試合「ドリームボウル」の全日本選抜に選出されるなど、将来的に相撲とアメフトの二刀流を目指し、現在は、アメフトを主軸に活動しています。

花田選手は、きょう（１８日）東京都内で開かれた記者会見で、ことし（２０２３年）３月に招待されたカナダでの評価テストを踏まえ、アメリカの複数の大学から勧誘を受けたことを明らかにし「知らない世界が広がっていると思うと、楽しみでしかたない。ＮＦＬへの通過点として、しっかり活躍したい。どんどんアピールして、試合に出るチャンスをつかんでいきたい」と意気込みを語りました。