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高校野球和歌山大会2日目 近大新宮、新宮、神島が2回戦へ

2023年07月12日 18時52分

スポーツ

第105回全国高校野球選手権記念和歌山大会2日目のきょう(12日)は1回戦3試合が行われ、近大新宮、新宮、神島が勝って2回戦に進出しました。

第1試合は近大新宮と耐久が対戦。チャンスを確実に生かした近大新宮がヒット数の上回った耐久に6対2でくだしました。

近大新宮は3回裏1番・金森(かなもり)のレフト前ヒットで1点を先制。

4回に追いつかれたその裏には6番・浦久保(うらくぼ)、7番和平(わひら)の連続タイムリーヒットで3点を勝ち越しました。

耐久は6回表に冷水(しみず)のライト前ヒットで1点を返し、2点差に追いすがりましたが、近大新宮は6回と8回に1点ずつを追加してチャンスを確実にものにする一方、中盤の5回からマウンドにあがったエース・大槻(おおつき)が終盤の耐久打線の反撃を断ち、11安打と近大新宮より1安打上回った耐久を6対2でかわしました。

勝った近大新宮は17日の第3試合で初芝橋本と対戦します。

続く第2試合の和歌山工業高等専門学校対新宮高校戦は、新宮が7回コールドの11対0で和高専に大勝しました。

新宮は1回表、5番・河村(かわむら)が二者を返すセンターオーバーの三塁打などで、いきなり3点を先取しました。

新宮はなおも攻撃の手を緩めず、5回には島(しま)、河村(かわむら)の連続長短打で3点。

7回には9番・中道(なかみち)の左中間を破る三塁打などで一挙5点を挙げました。

投げては河村(かわむら)、丸石(まるいし)、坂地(さかじ)の3投手リレーで和高専打線を4安打無得点に抑え、結局7回コールドの11対0で新宮が和高専に圧勝しました。

勝った新宮は18日の第1試合で橋本と対戦します。

第3試合は神島と有田中央、貴志川、串本古座、新翔の4校による連合チームが対戦。神島が大量14点を挙げコールド勝ちしました。

神島は1回、内野ゴロの間に1点、3回に4番・井平(いひら)の2点タイムリーなどで4点。

4回には5番・坂本倖治(さかもと・こうじ)の満塁走者一掃の2塁打など打者一巡の猛攻で一挙6点を奪い11対0と大きくリードしました。

一方、連合チームもその裏、キャプテン出水(いずみ)のレフト前ヒットなどで3点を返す意地を見せましたが、神島は5回にも3点を追加して14対3の5回コールドで連合チームを下しました。

この試合、雷雲が発生したため、48分の中断がありました。

勝った神島は18日の第2試合で星林と対戦します。

なお明日(13日)は、シード校の箕島対南部、南部龍神対県立和歌山、シード校の和歌山南陵対笠田の2回戦3試合が行われ、和歌山放送ではあさ8時50分から実況放送で試合の模様をお伝えします。

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