中国大陸から日本の南にかけて伸びる梅雨前線がゆっくりと西日本を北上するため、近畿地方では、あす（８日）のよるから、今月（７月）１０日ごろにかけて、大気の不安定な状態が続き、大雨となるおそれがあり、前線の位置や活動のようすによっては警報級の大雨になる可能性もあるとして、大阪管区気象台は、大雨に関する近畿地方気象情報を出して、土砂災害や浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。

それによりますと、こんや（７日）からあすにかけて予想される１時間雨量は、いずれも多いところで近畿の中部と南部で３０ミリ、こんや６時からの２４時間雨量は、近畿の中部と南部で８０ミリと予想しています。

さらに、あすの午後６時からの２４時間では近畿の中部と南部で１００ミリから１５０ミリ、そのあと、あさって（９日）午後６時からの２４時間では近畿の中部と南部と５０ミリから１００ミリと、それぞれ予想しています。

気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するとともに、落雷や、竜巻などの激しい突風にも注意を求めています。