衆院選候補 新2区に二階氏 比例に石田氏
2023年06月10日 21時10分
和歌山県内の選挙区が3から2に減る次の衆議院総選挙の候補者を検討する自民党県連の代表役員会がきょう(6月10日)、和歌山市で開かれ、新しい和歌山2区の候補を、現和歌山3区選出の二階俊博(にかい・としひろ)衆議院議員とし、現和歌山2区選出の石田真敏(いしだ・まさとし)衆議院議員は、比例区に回って、和歌山県連として3つの議席を目指すことを決めました。
また、新しい和歌山1区の候補として、鶴保庸介(つるほ・ようすけ)参議院議員とする案が示されましたが、新たな選挙区となる和歌山市、岩出市、紀の川市の県議会議員や市議会議員の出席が少なかったことからあらためて地元議員による会議を開き、その意向を踏まえて決定するということです。
自民党県連は、今月3日に開いた代表役員会で、県選出の衆参4人の国会議員が協議した結果を、再度、会議で諮ることにしていました。
きょう午後、和歌山市のホテルで開かれた代表役員会には、4人の国会議員も出席し、世耕弘成(せこう・ひろしげ)参議院幹事長が、協議の結果として、新しい和歌山2区の支部長を二階氏とし、比例区に石田氏が回り、党本部に対して比例区で必ず当選する最上位での処遇を求めていくこと、さらに新しい和歌山1区の支部長を、協議の中で出馬の意思を明らかにした鶴保氏とする案を示したということです。
自民党県連の二階会長は、会議の後、取材に対し、「必ず勝つために鶴保氏を選ぶのは理解できる。鶴保氏の決意は、大変、結構なこと」と述べました。
また、鶴保参議院議員は、「正式に決まったら、記者会見をして自分の思いを話したい」と語りました。