賞味期限切れ非常食を配布、大雨避難の乗客にJR西
2023年06月04日 11時33分
JR西日本が、おととい(2日)、台風2号による大雨で、緊急避難した特急の乗客に、賞味期限が切れた非常食を配布していたことが分かりました。
JR西日本が発表したもので、賞味期限が切れていたのは、災害用に備蓄していたアルファ米の五目ごはんということで、乗客の健康被害は、確認されていないということです。
JR西日本によりますと、おととい午後、新大阪発白浜行きの特急「くろしお5号」が、大雨のため海南市の加茂郷(かもごう)駅で停車したため、乗客を和歌山市内のホテルに避難させました。この際、乗客47人に、賞味期限が去年(2022年)11月だった五目ごはんを、水やビスケットと一緒に配りました。受け取った人からの指摘で、期限切れが判明したものです。
JR西日本は、「在庫管理の徹底を図り、再発防止に取り組む」というコメントを出しました。