有田市・4年ぶりに「紀文まつり」開催へ
2023年06月03日 18時17分
有田市は、新型コロナ禍の間、中止となっていた夏の花火大会「紀文まつり」を、ことし(2023年)8月11日、4年ぶりに開催すると発表しました。
紀文まつりは、江戸時代、嵐のなか船を出して江戸にみかんを運んだ豪商・紀伊国屋文左衛門にちなんで、毎年8月に市内を流れる有田川の河川敷で開かれている花火大会です。
新型コロナの感染が拡大したため、2020年から去年(2022)まで3年連続で中止されましたが、感染が収束したことし、4年ぶりに開催されることが決まりました。
当日は、変化に富んだ2千発の花火を有田川の両岸から間近で楽しめるほか、沿道にはおよそ80の夜店が並び、関連するイベントも充実しています。
ことしは、2月に開通したばかりの「有田サンブリッジ」を通行止めにして、橋の上に桟敷席を用意する予定で、最高のロケーションで迫力ある花火が楽しめるということです。
第41回「紀文まつり」は8月11日・金曜日に行われます。この日、悪天候などで中止となった場合は、翌12日・土曜日に順延されます。