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【大雨】大阪管区気象台「線状降水帯発生の危険性あり」

2023年06月02日 11時20分

災害・防災

大阪管区気象台は「近畿地方では、これからこんや(2日)にかけて、線状(せんじょう)降水帯(こうすいたい)が発生して、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性がある」として、近畿地方気象情報第5号を出して警戒を呼びかけています。

それによりますと、西日本に停滞する梅雨前線は、あす(3日)の午前中にかけて近畿地方をゆっくり南下する見込みです。

また、台風2号は、あすにかけて日本の南を北東に進む見込みです。

近畿地方には台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっていて、前線の活動も引き続き活発化するため、これからあすの昼前にかけ大雨となり、とくにあすの明け方にかけては、警報級の大雨となる見込みです。

きょう予想される1時間の降水量は、多いところで、近畿の中部と南部で60ミリに、あすは近畿中部で30ミリ、南部で40ミリと予想されます。

きょう正午からの24時間では、いずれも多いところで、近畿中部で180ミリ、南部で200ミリと予想されています。

海上も、きょう昼過ぎからあすの夕方にかけて、うねりを伴ったしけとなる見込みで、波の高さはきょうは近畿中部で4メートル、南部で5メートルに達し、あすは中部で4メートル、南部で5メートルに達すると予想されています。

気象台は、土砂災害や、低い土地の浸水、河川の増水や氾らんに厳重な警戒を呼びかけているほか、うねりを伴った高波や、落雷、竜巻などの激しい突風に注意するよう求めています。

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