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和歌山県内の労災事故昨年比増化傾向

2023年06月01日 15時51分

社会経済

和歌山県内で、今年に入ってから4月末までに発生した労災事故の件数は労働災害の件数は417件で、去年(2022年)の同じ時期より16件を多く6・5パーセントとあまり増えていることが和歌山労働局の調べでわかりました。昨年の同じ時期より早い時期で増加しています。

労働局の調べによりますと、このうち死亡事故は3件で御坊労働基準監督署管内では漁船から海に転落した事故があったほか、田辺労働基準監督署管内では、2月に除雪作業をしていた人が道路わきの谷に転落して亡くなる事故がありました。

また和歌山労働基準監督署の管内では、製造業のドライバーが運転するトラックが前にとまっていたトラックに衝突し、ドライバーが死亡する事故がありました。

労働災害上の新型コロナウイルス感染者は155人でした。

和歌山労働局では新型コロナウイルス感染を除く労働災害事故は昨年よりも早いパースで増加しているということで、事業者に対し注意喚起を呼びかけています。また厚生労働省は来月(7月)1日から7日まで「高める意識と安全行動 築こうみんなのゼロ災職場」をスローガンに全国安全週間を実施し、啓発活動を行います。

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