ことし（２０２３年）の和歌山県知事表彰式が、きょう（３０日）和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれ、県内の自治や産業・教育・安全・文化など、様々な分野で功績のあった個人や団体が表彰されました。

和歌山県知事表彰は、昭和２８年・１９５３年に始まり、これまでに３１１団体・５２７８人に授与され、７１回目となることしは、あらたに５団体・４８人が選ばれました。

午後２時半から行われた表彰式では、岸本(きしもと・)周(しゅう)平(へい)知事から各部門の代表者に賞状と記念品が授与されました。

受賞者を代表して挨拶した、和歌山市の男女共同参画推進団体「和歌山イコール会議」代表の松原(まつばら・)敏(とし)美(み)さんは「ひとつひとつの活動はささやかでも、継続していく先に好ましい変化が和歌山の地に根付くことを夢見て、受賞を励みに、より一層努力します」とあいさつしました。

今回の受賞者で最高齢は、串本町(くしもとちょう)区長連合会会長を長年勤めた串本町の小森(こもり・)正人(まさと)さん８８歳、最年少は、およそ１５年にわたって障害がありながら和歌山市内の小学校などでボランティアに取り組んできた、和歌山市の中出(なかで・)健(けん)志(じ)さん４６歳です。