「わかやま森林と樹木の日」記念式典、有田川町で
2023年05月28日 16時25分
晴天に恵まれたきょう(28日)、有田川町の町役場吉備庁舎前で、「わかやま 森林と樹木の日」記念式典が行われました。
これは、2011年に県内で開かれた「全国植樹祭」を記念し、開催日の5月22日を「わかやま森林と樹木の日」として、県が毎年、実施しているものです。
式典では、県内で、森林や樹木を守り、育てる活動で、特に功績があった個人や団体を讃える「県緑化功労賞」の表彰が行われ、小学生への森林学習などを通じて、山村地域の活性化に貢献した「九度山町東部林研グループ」と、子供たちへの緑育活動を実施し、「木の文化」の普及に取り組んでいる「日高川町林業研究会」に、和歌山県の岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事から、賞状や記念品がおくられました。
受賞した「九度山町東部林研グループ」の坂本昇(さかもと・のぼる)さんは、「子供たちが将来の森林を守り育てていく人になることを期待しています」と話し、「日高川町林業研究会」の中敬男(なか・たかお)さんは、「豊かな森林を次世代の子供たちに引き継ぐことが、私たちの役目だと考えています」と話していました。
このあと、岸本知事や有田川町の中山正隆(なかやま・まさたか)町長らが、2011年の第62回全国植樹祭で、当時の天皇陛下がお手播(てまき)されたコウヤマキの苗木を記念植樹しました。