15日夜にかけ、激しい雨や突風・落雷に注意
2023年05月14日 16時23分
和歌山県では、あす(15日)の夜にかけて、大気の状態が非常に不安定になるとして、和歌山地方気象台では、局地的に激しい雨や突風・落雷などに注意するよう呼びかけています。
日本海にある低気圧が、あすにかけて北東に進み、また、日本の南ある別の低気圧が、あすにかけて東北東に進む見込みです。そして、これらの低気圧に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込み、近畿地方の上空には、この時期としては強い寒気が流れ込むとみられます。
このため、和歌山県では、大気の状態が非常に不安定となる見通しで、あす明け方にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。あすにかけて予想される1時間雨量は、多いところで40ミリに達し、あす午後6時までに予想される24時間雨量は、いずれも多い所で、県南部が100ミリ、県北部は80ミリです。そして、雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となるおそれがあります。
また、これから、あすの夜のはじめ頃にかけて、竜巻などの激しい突風やひょう、落雷に注意が必要としています。