今月（５月）３日に高野町(こうやちょう)の国道３７１号・高野龍神(こうやりゅうじん)スカイラインで発生した土砂崩れで、高野山(こうやさん)から野迫川口(のせがわぐち)までのおよそ７・９キロが全面通行止めになっています。県では、１１日、一般車両とは別に、観光バスなど大型車のう回路も示しています。

大型車のう回路のうち、田辺市本宮町(ほんぐうちょう)方面は、国道４８０号から県道那賀(なが)かつらぎ線を経由して京奈和(けいなわ)自動車道・かつらぎ西インターに入り、奈良県五條市(ごじょうし)の五條インターで降りて、国道３１０号と国道１６８号を通るルートです。

また、田辺市龍神村(りゅうじんむら)方面は、京奈和自動車道・かつらぎ西インターから和歌山ジャンクション経由で阪和自動車道の有田(ありだ)インターで降り、県道吉備金屋線(きび・かなやせん)と、国道４２４号、４２５号、３７１号を通るルートです。

なお、すでに示されている一般車両のう回路は、県道５３号・高野天川線(こうや・てんかわせん)と県道７３３号・川津高野線(かわつ・こうやせん)です。ただし、このルートは途中、道幅が狭くすれ違いが困難な所があるため、大型車は通行できないほか、通行できる車両も、譲り合って通行するよう呼びかけています。