星林高校野球部元監督 谷口健次さん死去
2023年05月06日 18時21分
星林高校野球部監督として甲子園に出場し、ダイエー・ソフトバンク、巨人で活躍し、現在福岡ソフトバンクホークスの二軍監督を務める小久保裕紀(こくぼ・ひろき)氏らを育てた谷口健次(たにぐち・けんじ)さんがこのほど大阪市内の病院で亡くなりました。88歳でした。
通夜、葬儀・告別式は家族葬で執り行うということです。
谷口さんは、桐蔭高校OBで、大学卒業後中学校の教諭となり、和歌山市立城東中学校では野球部の監督として全国大会で優勝を果たし、後に広島で首位打者も獲得した正田耕三(しょうだ・こうぞう)氏らを育てました。
その後、星林高校の監督として1990年の第72回全国高校野球選手権和歌山大会では決勝で南部を破って22年ぶり2回目の優勝を果たし、星林高校を甲子園出場に導きました。
監督退任後も、和歌山放送の高校野球実況中継で解説者を務めるなど和歌山の高校野球発展に貢献しました。