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橋本小学校で児童20人がノロウイルス集団感染

2023年05月02日 21時11分

福祉・医療

橋本市立橋本小学校で、先月(4月)19日から28日にかけて、児童20人がおう吐や下痢などの症状を訴え、保健所の調査でノロウイルスの集団感染とわかりました。児童は全員快方に向かっています。

和歌山県・健康推進課によりますと、先月(4月)27日に学校から複数の児童がおう吐や下痢などの症状を訴えていると、橋本保健所に連絡がありました。

保健所が調べたところ、先月19日から28日にかけて、同じ学年の児童20人が症状を訴え、児童4人中3人の便からノロウイルスが検出されたため集団感染と判断し、学校に対し、二次感染の予防対策を指導しました。和歌山県でことし発生したノロウイルスの集団感染は、これで4例目となりました。

県・健康推進課では「ノロウイルスは1年を通して発生し、ほとんどが、感染者の便やおう吐物などから直接または間接的に汚染された物や食品などが主な感染源」と話していて、石けんを十分に泡立てての丁寧な手洗いや、()亜塩素酸)ナトリウムによる消毒、 食品の十分な加熱などで予防を呼びかけています。

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