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第94回・和歌山県地評メーデー式典

2023年05月01日 18時54分

社会

県地評・和歌山県地方労働組合評議会主催の第94回中央メーデー式典が、きょう(5月1日)和歌山市の和歌山城・西の丸広場で開かれ、参加者が戦争への反対や、労働環境と社会保障の改善に向けて団結を誓いました。

ことしの県地評メーデーのもよう(5月1日・和歌山城西の丸広場)
和歌山県地評の琴浦議長

式典には、県内の各労働団体や自治体の労働部局などの代表が出席し、はじめに、県地評の琴浦龍彦(ことうら・たつひこ)議長が主催者を代表して「私は第94回メーデーの名において、戦争準備は許さないと強く訴えたい。岸田内閣は国民のくらし防衛より、戦争準備の国防を優先させるべく、医療や年金のための積立金を軍事費に転用したり、軍事費のための国債発行という禁じ手まで用いるなど、軍事最優先の政治をしている」と述べたうえで、外交による戦争の回避や、憲法第9条を守ること、社会保障の維持や、全国一律1500円の最低賃金の実現、消費税の5%減税、インボイス導入ストップなどでの労働者の団結を呼びかけました。

ガンバローコールで気勢を上げる参加者

このあと、岸田政権の軍事拡大路線に反対し、賃金アップと社会保障の拡充を訴える和歌山県中央メーデー宣言が全会一致で採択され、全員でガンバローコールをして団結を誓いました。

このほか、きょうは、参加者がプラカードを持って和歌山城の周辺を練り歩くアピール行進も行われました。

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