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汚泥の堆肥化実証実験公募

2023年04月26日 19時45分

社会経済

脱炭素社会の実現に向け和歌山市は、し尿や浄化槽の汚泥を堆肥化するための実証実験に取り組む団体を公募することになりました。

和歌山市では、これまでし尿と浄化槽の汚泥を青岸汚泥再生処理センターで脱水よりし、発電に活用していました。

しかし、それでは二酸化炭素の削減につながらないことから堆肥化して市内の農地で使用してもらう実証実験を行うことにしました。

実施要領は今月(4月)28日に公表されます。

実証実験の事業規模は1000万円で堆肥の量は300トンから500トンです。

和歌山市の尾花正啓市長は「リンを含む科学肥料の高騰もあり、それに変わる良質の肥料を製造して、市内の農地のほか遊休農地の活用につなげたい」と期待を寄せています。

市では、汚泥や遊休農地を資源と考え、リサイクル・再利用などで活用し、資源を循環させるサーキュラーエコノミーを農業分野で導入しようと県内外に広く事業者を公募することにしました。

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