和歌山城にこいのぼり・地元の園児たちが掲揚
2023年04月21日 11時48分
5月5日の「こどもの日」を前に、きょう(21日)和歌山市の和歌山城天守閣の中庭で、地元の幼稚園児がこいのぼりを揚げました。
これは、子供の成長と健康を願って、和歌山市が1970年・昭和45年から毎年この時期に行っているもので、ことし(2023年)で54回目となります。
午前10時すぎ、和歌山城天守閣下の中庭で、近所の岡山幼稚園の年長組と年中組の園児あわせておよそ40人が、童謡「こいのぼり」を歌いながら全員でロープを引き、高さ14メートルのポールに設置されたこいのぼりを空高く揚げました。最後列には、和歌山市の尾花正啓市長や「和歌山城おもてなし忍者」も加わり、子どもたちをサポートしました。
尾花市長は「鯉は瀧をさかのぼって泳げるので、忍者と同じぐらい凄いです。みんなも鯉のように元気に成長してください」と呼びかけました。
ところで、この行事で使われるこいのぼりは、和歌山市の株式会社「をぐらや」が、3年前(2020年)に寄贈したものです。
和歌山城のこいのぼりは、こどもの日の来月(5月)5日まで揚げられています。