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岸田総理の警護状況検証 SPら配置、対応を確認

2023年04月18日 20時38分

事件・事故社会

岸田総理大臣が訪れた和歌山市の街頭演説会場で爆発物が投げ込まれた事件で、警察庁や和歌山県警察本部は、警護状況の検証を始めました。

去年の安倍元総理の銃撃事件を機に、改定した警護要則に沿って計画を作成していましたが、危険度の評価やSPら担当者の配置などが適切だったか、再確認します。会場は、和歌山市の雑賀崎漁港にあり、威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕された無職の木村隆二(きむら・りゅうじ)容疑者24歳は、岸田総理から10メートルほど離れ、聴衆およそ200人の中に紛れていました。

会場では、私服、制服の警察官が、手厚く警戒したとみられますが、木村容疑者が爆発物を投げ入れるのを止めることができず、最初に取り押さえたのも漁師の男性でした。木村容疑者に職務質問せず、不審者として捉えることができなかった点も検証のポイントになるとみられます。

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