サイン・プラス・サンクス運動 新宮市の推進校に指定書
2023年04月14日 18時44分
横断歩道での歩行者優先の意識を歩行者だけでなく、ドライバーにも高めてもらおうという「サイン・プラス・サンクス運動」を和歌山県内で広めるため、県警察本部は、今年度、県内24の小学校を指定校に選び、運動を推進しています。
「サイン・プラス・サンクス運動」は、歩行者が、横断歩道を渡る際に手を挙げてドライバーにサインを送り、横断する意思を明確に伝える一方、停止してくれたドライバーに感謝の気持ちを込めて会釈することで、横断歩行者保護の意識を高めてもらおうと、県と県警が、去年7月から始めた取り組みで、県内24の小学校を、今年度の運動推進校に指定するため、今月(4月)から警察署ごとに、指定書の交付を行っています。
このうち、新宮警察署の管内では、きのう(4/13)、新宮警察署交通課の嶝口知宏(さこぐち・ともひろ)課長が、新宮市立神倉(かみくら)小学校を訪れ、藪中秀樹(やぶなか・ひでき)校長に指定書と啓発用ののぼりを手渡しました。
新宮警察署交通課の嶝口(さこぐち)課長は、「子供たちの交通安全への意識の高揚につながってほしい」と話し、神倉小学校の藪中校長は、「普段から交通安全教育も行っているが、さらに挨拶をするということで、人間的に大事なことを学んで成長してくれるように活用していきたい」と話していました。
「サイン・プラス・サンクス運動」の推進校には、昨年度、県内18の小学校が指定され、運動を展開しました。
今年度は、これとは別の24校が選ばれていて、指定書の交付が順次、行われています。