北山村の生活支援ハウスでノロ集団感染
2023年04月12日 18時22分
北山村の生活支援ハウスで入所者と職員の合わせて15人が下痢などの症状を訴え、新宮保健所ではノロウイルスの感染症として二次感染予防対策などを生活支援ハウスに指導しています。
和歌山県健康推進課によりますと、生活支援ハウスで今月3日から複数の入所者や職員が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴ええていると、今月10日に新宮保健所に連絡がありました。
このため、新宮保健所が調査したところ3日からきのう(11日)までに入所者9人と職員6人の合わせて15人が症状を訴え、10人中9人からノロウイルスが検出されたことから、ノロウイルスの感染症と判断して二次感染予防対策などを生活支援ハウスに指導しています。
感染者の症状はいずれも軽く、回復に向かっているということです。
ノロウイルスの感染症は冬から春先にかけて流行しますが、一年を通して発生するということで、県では、嘔吐や下痢、発熱などを伴う胃腸炎の症状がある時は早めに医療機関を受診するよう呼び掛けています。