マイボトルの普及を・和歌山県庁にウォーターサーバー設置
2023年04月11日 19時53分
ペットボトルなどのプラスチックゴミが海へ散乱することによる環境の悪化を防ぎ、自分用の水筒・マイボトルの利用を促進しようと、和歌山県は、きょう(11日)県庁本館2階の県民ロビーにウォーターサーバーを設置しました。
これは、岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事の呼びかけで設置されたもので、岸本知事が県庁職員と昼食をともにする際、それぞれマイボトルに水やお茶を入れて持ち歩く人が多かったことからヒントを得て、県庁に給水スポットを設置することで、職員や県民にマイボトルの利用を呼びかけるとともに、プラスチックゴミの散乱から海の環境や魚などの生態系を保護することもアピールします。
きょう午後、岸本知事が県民ロビーを訪れ、早速、マイボトルに冷水を注ぎ飲んでいました。岸本知事は「冷たくて美味しい。県民に、和歌山の綺麗な海の環境を脅かすプラスチックゴミ問題への関心を高めて欲しい」と話し利用を呼びかけています。
ウォーターサーバーは、県庁本庁2階の県民ロビーに設置され、常温と冷水の2種類が選べます。県庁職員のほか、来庁した一般の人も無料で利用できます。