岩出市は老朽化した水道管の整備を本格的に始めるなど新年度取り組む主な事業概要を発表しています。

岩出市の新年度の一般会計の事業規模は、１７３億７６００万円で、過去２番目の規模となっています。また水道事業などの特別会計を合わせた予算規模は３３７億円で過去最高規模です。

新年度の主な事業は、老朽化している送水管など水道設備の本格的に取り組むほか、ごみの焼却施設の更新を令和６年度から６０億円の事業規模で始めるためその準備に取り組むことになっています。

また市道金屋荊本（かなや　いばらもと）線の未整備区間についても、令和４年度の補正分と合わせ２億８千万円を投入して整備を進めていくことにしています。また新規事業としては防災行政無線の個別受信機整備をすすめることにしているほか子育て支援を一体的に進めるため組織を改編して子ども家庭センターを設けて対応します。

このほか根来寺周辺での観光を積極的にPRしていくことにしています。

このほか市内の東公園の整備が完了することから市内３か所の防災拠点が整備されることになっています。

岩出市の中芝正幸（なかしば　まさゆき）市長は、「健全財政の堅持を財政運営の基軸として取り組んでいて国土強靭化やインフラ整備、子育てや学力の向上対策などに取り組んでいく」と新年度予算編成に取り組む姿勢を強調しています。