ひな人形や五月人形など展示、九度山町「人形めぐり」始まる
2023年04月02日 15時21分
九度山町では、商店や民家にひな人形などを飾る「町家(まちや)の人形めぐり」が行われていて、観光客らが、展示マップを見ながら、町内を散策し、楽しんでいます。
これは、町の活性化を図ろうと、「地元有志の会」が主催しているもので、15回を数え、今月(4月)1日から始まりました。南海高野線の九度山駅前からおよそ1キロ続く商店街「真田(さなだ)のみち」で、店舗や民家など40軒ほどが、自慢のひな人形や五月人形、甲冑(かっちゅう)などを玄関や縁側などに飾り、観光客らを楽しませています。また、今年のテーマ「うさぎ」にちなんだ人形やつるし飾りなども展示されています。
近くの道の駅「柿の郷(さと)くどやま」では、体験研修室を特設展示場にして、幅・高さおよそ4メートル、奥行き3メートルの12段におよそ200体のひな人形が飾られ、あわせて華やかな御殿雛(ごてんびな)も並べられています。また、住民が制作した張り子の特大ひな人形や、ちりめん細工のつるし飾り、竹細工の作品もあり、観光客が立ち寄って、眺めたり、写真を撮るなど楽しんでいます。
九度山町の「町家の人形めぐり」は、来月(5月)5日まで行われます。