海洋ごみアート「子ども美術館」開催中
2023年03月18日 17時37分
持続可能な海づくりの取り組みの一環として、和歌山市内の小中学生が海洋ごみで制作したアート作品の展覧会「子ども美術館」がきょう(18日)から和歌山市で始まりました。
市では、2019年に「SDGs未来都市」へ選定されて以降、SDGsの14番目の目標「海の豊かさを守ろう」を重点ゴールに設定した上で、持続可能な海づくりに向けて様々な取り組みを進めています。
「子ども美術館」はこの取り組みの一環として開かれたもので、和歌山市美園町の県JAビル1階・アグリテラスに設けられた会場には、楠見西小学校や近畿大学附属和歌山中学校など、市内の小中学生が拾い集め、洗浄した海洋ごみを材料に制作したアート作品が多数展示されています。
市の担当者は「1年間真剣に海洋ごみ問題に向きあってきた子どもたちの成果を、ぜひたくさんの人に見ていただきたい」と話していました。
県・JAビル1階・アグリテラスで開かれている海洋ごみアート「子ども美術館」はきょうから21日(火)までで、時間は、午前10時から午後4時まで、最終日の21日のみ、午後4時半まで開催しています。申し込み不要で入場無料です。
また、21日午前10時からは、先着順で、子どもたちが持続可能な海づくりに関する学習結果を発表する「第3回わかやま海洋サミット」、午後2時からは、海洋ごみアート制作の活動を通して得た気づきや学びを発表する 「成果発表会」が開催されます。