和歌山県立医大功績表彰・エバグリーン廣甚の基金もとに
2023年03月15日 19時00分
和歌山県立医科大学をこの春卒業する学生や医大附属病院の医師や看護師らのうち、とくに顕著な功績を挙げた人に贈られる今年度(2022年度)の功績表彰の表彰式が、きょう(15日)夕方、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれました。
これは、和歌山県内で量販店「エバグリーン」や食品スーパー「HIRO(ヒロ)」などを展開しているエバグリーン廣甚(ひろじん)の寄附による「エバグリーン基金」を活用して、昨年度(2021年度)から始められたものです。
2回目となる今回は、この春、県立医大の医学部と保健看護学部を卒業する学生のうち、首席から3位まで特に優秀な成績を修めた6人に学業優秀賞が授与されました。
また、医大附属病院と紀北分院に勤める医師や看護師、医療技術職員で、新型コロナウイルスの入院前PCR検査支援グループなど、3つの医療チームには医療功労賞が、県立医大の准教授や講師、助教などで、学術研究に功績のあった4人と1グループに学術研究賞が、それぞれ授与されました。
きょう午後5時半に開かれた表彰式で、県立医大の宮下和久(みやした・かずひさ)理事長から受賞者に表彰状と副賞の目録などが授与されました。
式には、エバグリーン廣甚の米原(よねはら)まき社長も、来賓として出席しました。
副賞として、学業優秀賞には首席が50万円、2位が30万円、3位が20万円、医療功労賞と学術研究賞は50万円が、それぞれ授与されました。