高野山で十三回忌法要、被災地へもオンライン配信

2023年03月12日 10時42分

社会

東日本大震災の発生から12年となったきのう(11日)、高野町の高野山金剛峯寺(こんごうぶじ)で、犠牲者を追悼する法要が営まれました。

これは、「東日本大震災十三回忌法要」で、高野山真言宗・総本山金剛峯寺では、今川泰伸(いまがわ・たいしん)宗務総長62歳ら、およそ30人の僧侶が読経し、参拝客は手を合わせ、犠牲者の冥福と被災地の復興を祈っていました。また、地震が発生した午後2時46分には、黙とうが行われました。

今回は、被災地の宮城県南三陸町(みなみさんりくちょう)と金剛峯寺、それに東京・港区の高野山東京別院の3か所が、初めて中継でつながれ、法要の様子がオンラインで配信されました。

この日は、高野山の聖地、奥の院に立つ高さおよそ5メートルの東日本大震災の物故者慰霊碑の前でも法会が営まれました。

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