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和歌山県と県議会がトルコ大地震の義援金を東京の駐日大使館で贈呈

2023年02月27日 16時24分

政治災害・防災社会

トルコ南部の大規模地震を受け、友好の深い和歌山県と和歌山県議会は、きょう(27日)義援金と見舞金を、東京の駐日トルコ大使館を通じてトルコ政府に贈呈しました。

目録贈呈後の記念撮影(左:ギュンゲン駐日大使・右:鳥羽局長・2月27日・東京都渋谷区・駐日トルコ大使館)

和歌山県とトルコ共和国は、1890年に串本大島沖で発生した軍艦・エルトゥールル号遭難事故での救助活動を契機に、深い友好関係を結んでいます。

今月(2月)6日にトルコ南東部で発生したマグニチュード7・8の大地震では、隣国のシリアとあわせて5万人以上が死亡するなど、深刻な被害となっています。

県では、市民から広く義援金の募集を行っていて、これまでに集まった2000万円を、また和歌山県議会でも100万円の見舞金を贈ることになり、きょう、双方の浄財を贈呈したものです。

県議会の見舞金の目録を贈呈する濱野県議会事務局次長(右)

きょう(27日)午後、東京都渋谷区の駐日トルコ大使館に、県の鳥羽真司(とば・しんじ)企画政策局長と県議会事務局の浜野幸男(はまの・ゆきお)次長が訪れ、コルクット・ギュンゲン駐日大使に、それぞれ義援金と見舞金の目録を贈呈しました。

ギュンゲン駐日大使は「和歌山はトルコにとって、大変、特別な存在だ。今回の地震はけた違いの未曾有の災害で、日本国民の温かい支援を肌で感じている。それに対し、特段の感謝を申し上げたい」とお礼を述べました。

県や県内の市町村などでは、引き続き、トルコ大地震の義援金を受け付けています。

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