和歌山放送の第１３５回の情報懇談会がきょう（９日）和歌山市内で開かれ、去年（２０２２年）１２月に就任した和歌山県の岸本周平知事が県政の取り組む姿勢などを講演しました。

岸本知事は、知事選挙の公約だった「和歌山が最高！だと子どもたちが思う未来を！」を講演のテーマにして県政に取り組む姿勢などをおよそ１００人の聴衆に話しました。この中で岸本知事は、物価の高騰や上昇傾向にある金利の影響などで県の財政状態が悪化していることに触れ、各部局の事業の見直しなどに取り組み前倒ししで借金の償還を進めたり、効率的な予算編成のあり方を検討するなど知恵を出して業務を進める考えを示しました。

また、和歌山の歴史を広く子どもたちに知ってもらうことや、脱炭素社会で県内の多くを占める森林が有効な資源であることに触れるなど、県政運営で力を入れていきたいことを紹介しました。

　　　　　　　　　　講演する岸本知事（和歌山放送情報懇談会で）