小5男児殺害事件から8年、父親が献花
2023年02月05日 17時55分
紀の川市で、小学5年生だった男の子が殺害された事件は、きょう(5日)で、発生から8年となり、74歳の父親が、事件現場の空き地に、花を供えました。
この事件は、2015年2月、紀の川市で、小学5年の森田都史(もりた・とし)君、当時11歳が、刃物で刺されて殺害されたもので、殺人罪などに問われた中村桜洲(なかむら・おうしゅう)受刑者30歳は、懲役16年の判決が確定しています。
父親の森田悦雄(もりた・えつお)さん74歳は、事件後、中村受刑者に損害賠償を求め、2018年に、およそ4400万円の支払いを命じる判決が確定していますが、今も支払われていません。
森田さんは、「怒りや悲しみよりも悔しさが強い。受刑者が素直な気持ちで謝罪してくれたら、前進できるかもしれない」と訴えています。