サイバーセキュリティ月間開始 初日に街頭啓発
2023年02月02日 11時08分
サイバーセキュリティ月間が始まったきのう(2/1)、和歌山市の駅前で、ネット犯罪などへの注意を呼びかける啓発活動が行われました。
これは、和歌山県警察本部のサイバー犯罪対策課が、サイバー防犯ボランティアに委嘱している和歌山コンピュータビジネス専門学校の学生や教員とともに行ったもので、きのう夕方、和歌山市のJR和歌山駅前で行われた啓発活動には、あわせて15人が参加しました。
学生らは、「サイバーセキュリティ」と書かれた緑色のタスキをかけて、駅前で啓発用のマスクとティッシュを配り、「ネット犯罪から自分を守ろう」と呼びかけました。
和歌山コンピュータビジネス専門学校1年の猪飼悠太(いかい・ゆうた)さん19歳は、「いま皆がSNSを使っているので、詐欺や危険な犯罪に巻き込まれないようにしてほしい。こうした機会があれば、また参加したい」と話しました。
また、きのうは、昼過ぎから夕方まで、JR和歌山駅の構内に、情報モラルやセキュリティについて啓発するための標語とポスターが展示され、立ち止まる人たちに、警察官が話しかけてサイバーセキュリティ月間の趣旨などを説明していました。
県警察本部サイバー犯罪対策課の篠田大輝(しのだ・だいき)課長補佐は、「サイバーセキュリティと聞くと、苦手意識を感じる人も多いかもしれませんが、例えばIDやパスワードを使い回さないよう気を付けることなど、簡単にできる、サイバー犯罪に巻き込まれない方法を、一人でも多くの県民に知ってもらいたい」と話しました。
サイバーセキュリティ月間は、3月18日の「サイバーの日」まで続き、期間中、JR和歌山駅前にある「わかちか広場」の大型モニターには、街頭啓発に参加した和歌山コンピュータビジネス専門学校の生徒が作ったインターネットのトラブル防止に関する啓発動画が放映されています。