和県経済5団体の新春賀礼会 3年ぶり開催
2023年01月06日 20時17分
和歌山県内の経済5団体が主催する新春賀礼会が、きょう(6日)午後、和歌山市のホテル・グランヴィア和歌山で開かれ、県内の政財界のトップらおよそ400人が出席し、新年を祝いました。
新春賀礼会は年始の恒例行事ですが、新型コロナウイルスの感染拡大で、おととし(2021年)は中止、去年は縮小開催となり、ことし(2023年)は3年ぶりの通常に近い開催となりました。
賀礼会では、幹事を務める県・経営者協会の田中俊一(たなか・しゅんいち)会長をはじめ、和歌山経済同友会の田谷節朗(たや・せつろう)代表幹事と、山下郁夫(やました・いくお)代表幹事、県・商工会連合会の植田英明(うえだ・ひであき)会長、県・中小企業団体中央会の玉置篤(たまき・あつし)会長、それに、県・商工会議所連合会の竹田純久(たけだ・よしひさ)会長の、経済5団体の代表による鏡開きに続いて、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長の発声で乾杯し、県内経済の発展を祈念しました。
県・経営者協会の田中会長は、あいさつの中で、去年のサッカー・ワールドカップで強豪のドイツとスペインを破った日本代表の活躍を例に挙げ「経済界にも日本人らしい一体感や粘り強い守り、するどく諦めない攻めが求められている。国・県・市町村や人とのつながりを大事にしながら、県民からブラボー!と言われるような、和歌山県経済を作っていこう」と呼びかけました。
また、来賓を代表して和歌山県の岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事が「経済状況や国際情勢はますます厳しさを増すなか、チーム和歌山として、失敗を恐れずに、選手である経済界の皆さんをサポートする県庁でありたい」とあいさつしました。
きょうの賀礼会には、県選出の国会議員をふくめ、県内の経営者や大学関係者ら、およそ370人が出席しました。