マグロずらり60トン 那智勝浦町で初市
2023年01月04日 18時05分
国内有数の生鮮マグロの水揚げ量を誇る那智勝浦町できょう(1/4)、初市が行われ、市場に、競りの掛け声が響きました。
那智勝浦町の勝浦地方卸売市場には、高知、宮崎、大分などのはえ縄漁船がけさ、近海で獲った、ビンチョウマグロ3600匹をはじめ、メバチマグロ、キハダマグロなどをあわせたおよそ60トンが水揚げされました。
きょうは、関係者が、たるに入った酒で鏡開きをした後、競りが始まり、市場に並んだマグロのしっぽの切り口や腹などを、仲買人が見ながら品質を確認して入札していました。
市場を運営する県漁連勝浦市場の市場長、太田直久(おおた・なおひさ)さんは、「例年並みの水揚げ量でいい初市になった。小型のビンチョウマグロが多く揚がると、続いて大物のクロマグロが取れ始める」と話し、今年の水揚げに期待を寄せていました。