和歌山県庁仕事始め・岸本知事「失敗を恐れずに」
2023年01月04日 18時05分
官公庁や多くの企業などは、きょう(4日)仕事始めを迎え、2023年の業務を本格的にスタートさせました。このうち、和歌山県庁の仕事始め式が、午前10時から県民文化会館・大ホールで行われ、およそ800人の職員が出席しました。
先月(2022年12月)の就任後、初の仕事始め式に臨んだ岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事は、年頭の訓示の中で「就任して間もないので、これまで数人単位だが、職員とランチを共にして人となりを把握してきた。ことしも積極的に行いたい。就任時にも話したように、業務では失敗を恐れず、私や上司へいろんな提案をして欲しい。その提案を勇気を持って実行していきたい」と述べ、業務に励むよう求めました。あわせて、有給休暇や育児休暇を積極的に取るよう呼びかけました。
これに対し、職員を代表して、新型コロナウイルス対策に従事する保健師で、健康推進課の江川由佳(えかわ・ゆか)副主査が「新型コロナの第6波と7波は、県民の感染予防対策や県の施策で乗り越えることができました。ことしもコロナやその他の感染症対策に知見を活かしたい。私たちはトライ&エラーの精神で、県民の笑顔を増やすために日々笑顔で尽力することを誓います」と、決意を示しました。